一般的に せっかく建築していただけるのであれば、より建築費の高いアパートやマンションを建てていただく方が、建設会社としては有り難いもんです。しかし、私共は、オーナー様にそれらのものは必ずしもオススメしません!
理由は簡単です。①オーナー様のリスクが高過ぎる事と、②入居者様の目線に立っていない事です。
論より証拠。弊社直営の賃貸物件をご覧下さい。
①オール電化賃貸マンション「メゾン・ド・カクタス」…RC造/3LDK
②ペット可戸建賃貸「トレインビュー・新居浜」…木造/3DK
③ペット可戸建賃貸「ヴィンテージアベニュー・喜多川」…木造/4DK
④ペット可戸建賃貸「ヴィンテージアベニュー・北内」…木造/3DK+S
⑤ペット可戸建賃貸「ヴィンテージアベニュー・保内町宮内」…木造/2DK
⑥ペット可戸建賃貸「ペティオ生石八幡神社前」…木造/4DK
⑦ペット可戸建賃貸「ペティオ伊予港浪漫通り」…木造/4DK
*恥ずかしながら 全て自主管理で運営しております。
◆アパート・マンション経営はリスクが高過ぎ?◆
賃貸オーナー様が賃貸経営をしていく上で、最も悩むのは 御多分に漏れず『空室対策』です。単純に1ヶ月空室になっただけでも約8.3%の収入減になってしまいます。どんなに良いデザイナーズ物件でも アパート・マンションは空室が多かれ少なかれ出るものです。しかも、近年の少子高齢化と賃貸の競争激化で リスクは高まるばかり。
その対策として、リフォーム・リノベーションを行うのが常套手段ですが、これも大きな出費になります。
よく、「一括借り上げ」や「30年間家賃補償」などを売りにする建設会社がありますが、これらサブリースという制度も 補償金の補填のため建築費が割高になったり、空室が多くなると 大規模修繕を迫られたり、補償家賃を半ば強引に引き下げられたりと、問題になるケースが後を絶ちません。
また、経営が上手くいかなくなった万一の時も、手放すという選択肢しかなく、出口戦略が組立出来ません。そうなると、大切に継承すべき土地を含め、すべてを失うことになるかも?出口戦略のない賃貸経営は 極めて危険です。絶対にやってはいけません!
【おまけ】アパート経営のブームは年々高まり、現在は 何とバブル期並みの年間アパート着工数となっています。(年間50万戸以上)
これは、所謂 不動産ファンドを含む投資ブームと、「一括借り上げ」や「家賃補償」制度を武器にアパートメーカーの営業活動がし烈になった事が要因と思われます。
しかし、このような供給過剰により そもそも論ですがごく普通のアパート・マンションに 入居者のニーズがあるとは言い難い時代となりました。賃貸業も経営ですので、需給バランスは非常に重要です!